花粉症の症状を緩和する東洋医学と食事

東洋医学

花粉症に打ち勝つための体作りをするためには毎日の食生活の見直しが必要です。元々花粉症などのアレルギーを引き起こす体質となってしまったのは、食事にその原因があるからです。花粉症体質を改善するために、日頃の食生活を見直して食事治療を行うことが必要となるのです。

 

ここでは東洋医学に基づいた食事治療について考えてみます。
東洋医学では食べ物を性質ごとに5つの種類に分けています。
それは「熱」「温」「平」「涼」「寒」です。
これらを大きく分けると「体を温めてくれる食べ物」と「体を冷やしてくれる食べ物」ということになります。

 

また食べ物はその時季の旬のものを食べるのが栄養価も高く新鮮でおいしいので理想的です。
基本的には暑い夏の時季には冷たい涼性の食べ物を食べて、冬の寒い時季には温めて食べる温性の食べ物を食べます。

 

調理法によっても違いがあり、素材そのものに熱を加えることで温かい食事に変化していきます。
熱を加える方法としては、茹でたり、焼いたり、煮たり、蒸したり、炒めたり、揚げたりすることがあります。
熱を加えた食事は体を温めてくれる効果があります。
花粉症の大敵は「冷え」なので、温めた食事をどんどん摂取して体の中から熱を発することが花粉症の食事治療には理想的なのです。

 

東洋医学では花粉症などの病気には食べ物が大きく関係しているという考え方「医食同源」という考え方があります。
文字通り、病に対抗するには体が資本、その体は食べ物から成り立っているということです。